住吉堂鍼灸院 | Sumiyoshido Kampo Lounge | 愛知県半田市の漢方薬と鍼灸治療

2015.07.19

土用は本来雑節の1つで、立春、立夏、立秋、立冬が訪れるまでの18日間のことを土用と呼び、年に4回あります。その中で夏の土用は今の暦で7月20日頃(太陽の黄径が117度のとき)から立秋前日の18日間をいいます。そのうちの丑の日(カレンダーにある十二支の名前)のことを土用の丑の日といいます。

現在でも土用の丑の日に鰻を食べる習慣があります。この習慣は、江戸時代に平賀源内が鰻屋のCMとして≪本日は土用の丑≫として宣伝したと伝えられています。しかしその真偽は定かではありません。

またもう1つ土用の丑の日には[桃の葉]をお風呂に入れてはいります。(最近でも銭湯などでは見かけるようです)
これは桃の葉の成分(タンニンが炎症を抑えて肌を収縮させる)が「あせも」や「湿疹」によくきくことから来ています。